前書き
どうも“はにわくん”です!
みなさんは、クラスで1つの制作物を作ると聞いて、どのように思いますか。
私は、昨年度まで「やってみたい」けれど、「そんな時間、今の教育現場には無いな…」
という感覚でした。
しかし、色々な事情が重なりクラスで1つの制作物を作成せざるを得ない状況になりました。
そこで小学校時代の記憶が蘇りました。
小学校時代の制作物
私が小学校3年生の時にクラス全員で「レインボーくん」というダンボールに折り紙を貼ってできた、ロボット型のお手紙ポストを作成した出来事です。
レインボーくんには、お友達の良いところを書いたお手紙が入れられ、それを”手紙係”がお友達に届けるというものです。
当時のことは、今でもよく覚えています。
皆で折り紙の配置、完成形のバランスを考えながら段ボールを切ったり、皆で折り紙を貼り付けたり、飾りを作ったりして作成したため、クラスの絆が深まりました。
そこで、せっかく制作物を作成するなら、子どもたちの記憶に残る、大切な思い出にしてあげたいと思いました。
製作中の子どもたち
まず、子どもたちには環境教育の一環で、ゴミから作る埴輪を作成することを伝えました!
子どもたちの反応は、「ワクワク」「楽しみ!」「どうやって!?」など、肯定的な意見が多く見受けられました。
そのためには、制作に使えそうな家庭の“ゴミ”を持ってきてくれ!!!
と、お願いをしました!
(例えば、プリンカップや割り箸、トイレットーペーパーやラップの芯、紙袋など…様々です!)
回収期間は2週間とりました!
ゴミは、大きめのダンボール4箱分集まりました(^o^)
実際に制作を始めると、みんなで考えを出し合って材料の配置を決めたり、素材の持ち味を活かすために加工が必要であれば、切ったり塗ったりして作成していきました!
制作後の子どもの反応
子どもたちは、完成した“はにわ”に名前をつけました。
その名も“はにわくん”です。
このブログの名前の元になる制作物となりました!
子どもたちは、完成したものを他の学年の「友達」「兄弟」に知らせ、うちのクラスは、休み時間の度にお祭り状態となりました!
子どもたちは、皆で1つのものを作ったため、絆が深まった感じがします。
また、自分の考えを伝えたり、友達の考えを理解したりしようとする姿勢が見られるようになりました!
何よりクラス全員で1つの制作物を作成することに達成感を覚えさせることができるため、やってみてよかった手立てです!!
ぜひ、少しでも参考にしていただけたら幸いです🙇
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